2006年 HISTORIC4x4GRAFFITI掲載

ホンダの個性でライバルを凌駕

背高は好きだけど、本気で悪路は走らないし、大きいのは実用面で不安

そんな市場ニーズに応えたホンダのクリエイティブムーバー

「RVのホンダ」を印象づけたライトクロカンがコレだ!

ボディーは5ドア、エンジンは2リッター
RAV4狙いのユーティリティー

 ホンダが「クリエイティブムーバー」と位置づけた一連のRVシリーズ。その中で、オデッセイの次に登場したのがCR-Vだ。コンセプトは「乗用車にプラスアルファの要素を盛り込んで、新しい生活の想像をサポートする」ところにある。セダンの快適性を保ちながらワゴンのユーティリティー空間を確保し、しかもオフロード4×4の機動性も備えたところに新しさがあった。
 エンジンは新開発のコンパクトな2リッターDOHCガソリン一機種で、ボディー形態は5ドアのみの設定。独自のフルタイム4×4システムを採用し、サスペンションは4輪独立懸架とした。これら装備の多くは先に登場していたトヨタRAV4に似通っていたが、コラムシフトによる前後左右へのウォークスルーが可能なフラットフロアや、センターコンソールの代わりとなる可倒式のセンターテーブルを備えたりと、ホンダらしい工夫も随所に見られた。
 RAV4に比べると、走りよりもコンパクトカーとしての使い勝手を重視して作られたCR-V。そのクルマづくりでは、「空間をいかに広く使うか、その中でいかに便利な装備を盛り込めるか」というユーティリティー面が追求されていた。

コラムシフトとしたAT のおかげで、前席から後席まで、シートの間もフラットな室内。

室内にはいたる所に収納スペースがあった。荷室の下には大きな空間がポッカリ。

使わないときはたたんでおけるセンターテーブル。カップホルダーはここに装備。

SPECIFICATIONS

  • 車名/ 年式 ホンダCR-V (RD-1) /1995年
  • 全長×全幅×全高 4,470 × 1,750 × 1,705mm
  • ホイールベース 2,620mm
  • トレッド 前/1,535mm 後/1,535mm
  • 最低地上高 200mm
  • 車両重量 1,370kg
  • 乗車定員 5名
  • 形式 水冷直列4気筒DOHC ガソリン
  • 総排気量 1,972cc
  • 内径×行程 84.0 × 89.0mm
  • 圧縮比 9.6 : 1
  • 最高出力 130PS/5,500rpm
  • 最大トルク 19.0kg-m/4,200rpm
  • 燃料/ タンク容量 無鉛レギュラーガソリン/58l
  • トランスミッション形式 4 速AT
  • 駆動方式 デュアルポンプシステム フルタイム4×4
  • 最終減速比 4.357
  • ステアリング形式 ラック&ピニオン
  • サスペンション 前: ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング 
  • サスペンション 後: ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
  • 主ブレーキ 前: ディスク 後: リーディングトレーリングドラム
  • タイヤサイズ 205/70R15
  • 車両本体価格 1,980,000 円(当時)