2006年 HISTORIC4x4GRAFFITI掲載

大衆、横並びが嫌いな方にピッタリの8台。

4×4の魅力はどこにあるのかというと、優れた機動力とユーティリティー、そして個性的なスタイルに他ならない。
さらに突き詰めれば、人と違う特異な4×4に慣れてしまうモノ。そこで世界の名車、珍車を集めてみた。

文/竹村吉史

アンフィ レンジャー(1988年)

全長×全幅×全高● 4,720 × 1,930 × 1,915mm
エンジン●水冷V型6気筒OHVガソリン
総排気量● 2,933cc
最高出力● 140PS/5,000rpm
最大トルク● 22.6kgm/3,000rpm

水陸両用型4×4

正真正銘の水陸両用車で、国内でも販売されたモデル。水中ではスクリュー推進に切り替え、思いのほか快適なクルージングができた。

メルセデス ベンツ 230GE (1974年)

全長×全幅×全高● 4,140 × 1,775 × 1,960mm
エンジン●水冷直列4気筒SOHCガソリン
総排気量● 2,297cc
最高出力● 120PS/5,100rpm
最大トルク● 19.6kgm/4,000rpm

無骨からプレステージへ

生粋のミリタリースペックの元に生まれたのがゲレンデヴァーゲン。現行モデルのG500やG55は著名人の御用達車としても有名。

ランボルギーニ LM002 (1987年)

全長×全幅×全高● 4,900 × 2,000 × 1,850mm
エンジン●水冷V型12気筒OHCガソリン
総排気量● 5,167cc
最高出力● 450PS/6,800rpm
最大トルク● 51.0kgm/4,500rpm

V12でデザートを疾走するスーパー4×4

イタリアのスーパーカーメーカー・ランボルギーニが手掛けた4×4。一見ハマーと似ているが、そのコンセプトは全く異なる。軍用一点張りのハマーに対しLM002はオフロードを速く走るために作られているのだ。アラブの大富豪が主な顧客だったというのも頷ける。

ラダ ニーバ(1977年)

全長×全幅×全高● 3,720 × 1,680 × 1,640mm
エンジン●水冷直列4気筒OHCガソリン
総排気量● 1,570cc
最高出力● 86HP/5,400rpm
最大トルク● 13.5kgm/3,000rpm

実は先進性を持っていたロシア製4×4

見かけは乗用車派生型4×4だが、実はオフロードカーとして生まれたロシア製4×4。誕生した’77年からすでにフルタイム4×4、フロントダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用していた事は驚き。

ポルシェ959 (1987年)

全長×全幅×全高● 4,260 × 1,840 × 1,280mm
エンジン●水冷水平対向6気筒DOHCガソリン
総排気量● 2,848cc
最高出力● 450PS/6,500rpm
最大トルク● 51.0kgm/5,500rpm

283台しか生産されなかったスポーツ4×4

グループBのホモロゲーションを取得するために作られたポルシェのフルタイム4×4モデルで、200台の生産予定が反響の大きさから283台も生産された。’86年のパリ-ダカでは、ポルシェ959がワン・ツーフィニッシュを決め、大センセーションを巻きおこした。

フィアット パンダ(1984年)

全長×全幅×全高● 3,435 × 1,510 × 1,535mm
エンジン●水冷直列4気筒SOHCガソリン
総排気量● 1,108cc
最高出力● 80PS/5,250rpm
最大トルク● 8.6kgm/3,000rpm

小粒なこだわり4×4

フィアットパンダは、プフ社の4輪駆動ユニットを用いた小型4×4で、デザインはジウジアーロだ。写真は’94年モデル。

AMC イーグルワゴン(1980年)

全長×全幅×全高● 4,660 × 1,830 × 1,530mm
エンジン●水冷直列6気筒OHVガソリン
総排気量● 4,228cc
最高出力● 115HP/3,200rpm
最大トルク● 29.0kgm/1,800rpm

エアストリームも牽けたステーションワゴン

腰高マッチョなステーションワゴンといえば、このイーグルワゴンが思い浮かぶ。当時アメリカで好評を博したスバル4WDの対抗馬としてAMCが放ったフルタイム4×4システムを持つモデルで、イーグルというセダンタイプも存在した。写真は’85年モデル。

GMC タイフーン(1992年)

全長×全幅×全高● 4,300 × 1,785 × 1,660mm
エンジン●水冷V型6気筒OHCガソリン
総排気量● 4,299cc
最高出力● 280HP/4,400rpm
最大トルク● 49.8kgm/3,600rpm

アメヨンらしからぬ剛性感ある走りを実現

タイフーンというただモノならぬネーミングが与えられたこの4×4はジミーがベース。4.3リッターV6+インタークーラーターボによる280HPのハイパワーユニットが奢られていた。もちろん強化型フレームが採用され、ボディー剛性の高さも特筆モノだった。